2000年4月17日(月)16:37
ミュンヒェン(AP)
ブルガリアのペータル・ストヤノフ大統領が月曜日に二日の日程でミュンヒェンを訪問した。午前中大統領はエドムント・シュトイバー バイエルン州首相と会談。欧州連合の東方拡大およびブルガリアとバイエルン州との経済協力関係が中心テーマとなった。シュトイバー州首相は東方拡大を「EUの設立以来最大の課題」と述べ、「長期的にはすべての南ヨーロッパの諸国がEU加盟国となる展望が得られよう。その際セルビアも民主化されれば再びヨーロッパの諸民族の家において相応の場所を占めることができるだろう」と語った。
シュトイバー州首相は「ブルガリアはコソボとボスニアの紛争で甚大な被害を被った」と述べ、ブルガリアが内政上の困難にもかかわらずNATOの行動を支持したことに対し,
謝意を表した。さらにバイエルンとブルガリアの良好な関係も称えた。
ストヤノフ大統領は午後ジーメンスを訪問し、夜にはドイツ・ブルガリア協会において講演を行う予定である。明日火曜日にはベルリンを訪れる。
原題:Bulgarischer Staatspraesident Stojanow trifft Stoiber